2013年3月1日金曜日

ラリー装備品の検討(その1:バッグ編)

ラリーで身につけるものを検討してみました。


まずはその1として、バッグを考えるところから。



1.どうしたいか、条件を考える。

  • 大容量給水アイテムは必須。
  • 装備した時に肩に重さが集中しないようにしたい。
  • ボディアクションを妨げないように、できればリアキャリアへの積載はゼロベースで考える。
  • LEATT BRACEを装着する。
  • 雨はカッパで防ぐ。


2.経験したことを思い出す。

    2012 TBI
    • Camelbak M.U.L.E.
    • Goldwin スタンダードウエストバッグ
    • AXO Stone jacket

    2012 H4D
    • KRIEGA R25
    • AXO Stone jacket

    2012 TBI での評価
    • M.U.L.E.をジャケットの中に背負ったため、容量を最大限使えなかった。
    • ジャケットの内側にM.U.L.E.とウエストバッグを装備すると、ジャケットを脱いだり着たりすること事態に時間がかかった。
    • バッグにある道具を出すたびにジャケットを脱ぐことになり、余計な時間をつかった。(トイレや小休憩など、思ったより出し入れが多い)
    • キドニーベルトの位置を調整するのにジャケットを脱ぐため、すごく時間がかかった。
    • 持って行ったモノが多すぎたためか、ウエストバッグも常にパンパンだった。
    • ジャケットの背面ポケットを利用していたが、これの重量バランスが良くなく、疲れた。
    • ジャケットの中にバッグを入れたため、雨の日に使うカッパ選びに苦労した。
    • 工具をSEROWのリアキャリアに積んだため、腰を引いた時に接触した。

    2012 H4D での評価
    • TBIの時よりもモノを減らしたが、R25一つでは容量が足りず、適切な容積を越えてしまった。このため、R25の重心が腰にのらなくなり、肩が痛くなった。
    • 工具はR1200GSのリアキャリアに積んだが、リアシートを外して取付けたので腰を引いた時の接触は少なかった。
    • ジャケットの外からバッグを背負うと、ジャケットのポケットにアクセスしにくい。
    ※Stone jacketはLeattBrace対応だったので、装着に問題はなかった。
    ※転倒時にStone jacketの一部生地が破損した。生地は意外と薄い。

3.利用できるアイテム候補を挙げる。

  • CAMELBAK M.U.L.E.
  • Kriega R25
  • TREKFIELD ISDEウェストバッグ
  • GOLDWIN スタンダードウエストバッグ
  • AXO Stone jacket(ラリージャケット)
  • MSR TRANS JAK(エンデューロジャケット)
  • TREKFIELD アフリカバッグL
  • モンベル アタッチャブルポーチ

4.条件と実績を考慮し、具体策を考える。

    ・ハイドレーションバッグは必須。
    M.U.L.E. or R25 が必要。あるいは新規に軽量Camelbakを導入。
    ・装備した時に肩に重さが集中しないようにしたい。
    M.U.L.E. or R25 を選ぶ場合は容積を極力小さくする。
    ・ボディアクションを妨げない。
    ISDEウェストバッグを活用する。リアキャリアへの積載はゼロベースで考える。アフリカバッグにはできるだけ荷物を入れず、非常時用とする。
    ・トイレや休憩時に着脱し易くする。
    バッグをジャケットの中に入れない。
    ・よく使うものを取り出し易くする。
    ウエストバッグを使う。ただし、右側はバイクを腰で支えるため、ここに当たる部分は中身に注意し、柔らかいものにする。
    ・雨対策
    ジャケットはカッパで対策。バッグには防水カバーを使う。泥汚れも落ち易い。防水ジャケットは便利だが高価だし、効果も長く続かない。日本のラリーは雨が多いので、安い雨具を都度交換するほうがコストパフォーマンスが高いと考えた。もし転倒で破損してもあきらめがつきやすい。
    ・ジャケットの背面ポケット
    ウエストバッグがあたることを考えて、柔らかい素材のものだけを入れる。
    ・LeattBrace対応
    より丈夫な生地であるTransJacketを使用すると、Stone jacketのように首周りを外せないため、LeattBrace対応のチェストガードを使う。

5.次回の使用アイテムを決める

  • M.U.L.E.
  • アタッチャブルポーチ
  • ISDEウエストバッグ + ラージポーチ×2
  • アフリカバッグ
  • TRANS JAK
このバッグの組み合わせは、いわゆる定番らしい。


6.各アイテムに入れるもの

    * はSSERのレギュレーションで必須品目を示す
    M.U.L.E.
    ハイドレーションパック3L *
    非常食(2000kcal以上) *
    空気入れ
    ケミカルライト2本 *
    ヘッドランプ *
    地図 *
    コンパス *
    車検証 *
    自賠責保険証 *
    充電器セット
    レジャーシート
    防水カバー
    アタッチャブルポーチ(MULEに接続)
    携帯電話
    現金
    その他カード類
    ISDEウエストバッグ
    工具一式 *
    補修用品一式 *
    軍手
    ウエス
    ロープ *
    カッパ(下)
    防水カバー
    ラージポーチ(左)
    頻出工具セット
    懐中電灯 *
    予備ヒューズ
    曇り止めスプレー
    スイスアーミーナイフ(スタンダードスパルタン)
    ウエットティッシュ
    トイレットペーパー
    コンビニ袋
    防水カバー
    ラージポーチ(右)
    エマージェンシー封筒(主催者から渡されるもの)
    ホイッスル *
    熊よけ鈴(北海道用 *)
    油性ペン
    白ガムテープ
    蛍光ペン
    テープ糊
    歯ブラシ
    テーピング
    絆創膏
    塗り薬
    飲み薬
    防水カバー
    アフリカバッグ
    予備フロントタイヤ用ヘビーチューブ
    ネット
    ウエス
    防水カバー
    TRANS JAK
    免許証 *
    健康保険証 *
    アルミシート *
    カッパ(上)


その2に続く。


4 件のコメント:

  1. う~ん、書いてるものが全部ラージポーチの中に納まるとは思えないな~。自分が持つ分減らしてアフリカバックに入れた方が、楽だと思うけど・・・

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    1. コメントありがとうございます。

      返信が遅くなってスミマセン。

      > 書いてあるもの
      実は全部入れてしまいました。その2のほうに写真を追加しました! ラージポーチって、見た目よりもだいぶ多くのものが入りますね。

      > アフリカバッグ
      以前はそう考えていたのですが、今はアフリカバッグに入れるのはできるだけ少なくしたくてこうなってしまいました。でもまたそのうち考えが変わるかもしれません。

      道具を持ち過ぎだなぁ、とは思ってるんですが。。。もう少し慣れてくれば減ってくるのではないかと、自分にちょびっとだけ期待してます。

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  2. 最近、自分のISDEウェストバックがそうなんですが、詰め込みすぎるとチャックが壊れるのでお気をつけてね~(^^;

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    1. コメントありがとうございます。

      > チャックが壊れる

      そうなんですね〜。
      まだ大丈夫そうですが、気をつけまーす!

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